塗装工事の単価と見積書の見方

「塗装工事の見積もりってどうやって価格が決まるの？」
「塗装工事での単価（塗料料金、作業費など）って決まっているの？」
横須賀近辺にお住まいの方で、上記のようなお悩みはございませんか？

十年に一度するかどうかの塗装工事では、工事費の高い・安いの判断がつかないと思います。加えて、普段の生活の中で塗装価格を目にするものでもないので、作業単価の相場感も掴みにくい方がほとんどだと思います。
そこで今回はどのように価格が決定しているのか、外壁塗装・屋根塗装での見積書の見方をご説明させていただきます。

塗装工事にも他の工事などと同様に、様々な作業項目があります。そしてその作業毎に作業単価があり、その合計額が見積もり金額となります。

今お伝えしたもの以外にも多くの項目があります。
つまりどのように塗装工事の価格が決定しているかというと、それぞれに作業単価が設定されていて、それを塗装面積に応じて算出しているということになります。

今からご紹介する平均単価はあくまで相場価格ですので、実際の工事では異なる場合がありますのでご了承ください。

縁切りとは、塗料乾燥後に塞がった部分を切って、水の通り道を作り出す工程です。この縁切りをしないと、スレート瓦の屋根をローラー等で塗装した際に、瓦の重ね目に塗料が入り込み、そのまま乾燥すると重ね目が塞がった状態になってしまいます。

ここまで見積書の各項目についてお話してきました。先程の平均単価を参考にすることで、項目ごとの「高い」「安い」の判断がつくようになってきたのではないでしょうか？
しかし大切なのはなんで単価より「高い」のか、「安い」のかの理由です。

足場設置や高圧洗浄、養生などでの作業項目で価格差が出ることはほとんどありません。
逆にこれらの作業で高い単価が出てきた場合は理由を聞きましょう。

差が出る項目は下地処理や塗料です。
下地処理はひび割れ補修などで差が発生します。一方、塗料で大事なのは、見積書にメーカー名、商品名が書かれているか確認が必要です。同じアクリル塗料でもメーカー、商品によって価格が異なります。

足場設置が突出して安い場合は注意が必要です。
足場の設置は法律で定められた資格を持つ業者が作業を行う必要がありますが、業者によってはコストを抑える為に自社で簡易的な足場で済ませるところもあります。

塗料は高い場合と同様で、見積書にメーカー名、商品名が書かれているか確認が必要です。同じアクリル塗料でもメーカー、商品によって価格が異なりますので必ず確認しましょう。

ここまで塗装工事の単価と見積書の見方についてお話しましたが、今回の見方は前提として業者が工事項目ごとに見積もりを作成している場合にのみ使える方法です。「作業代金一式」などと、なってしまっている場合は比較できないのでご注意ください。

今回は塗装工事の単価と見積書の見方について説明させていただきました。
横須賀近辺で外壁塗装・屋根塗装に関するお悩みがございましたら、ぜひ一度山下塗装までお問い合わせください。